【Save to Notion】Webクリップの学習向け活用法 2021年7月14日 / Hayato この記事の目安時間 3 分 本日はNotionを使った情報整理術の連載として…NotionのWebクリップの活用法についてお話します!気に入った記事などのウェブサイトの内容を、瞬時に格納するツールとして、Webクリップは役に立ちますね!Notion純正(Notion Web Clipper)のものをお使いの方も多いと思いますが、本日は「Save to Notion」という、サードパーティーのGoogle Chromeの拡張機能を主に紹介します。なお、記事を読みながら書いたメモやハイライトも出力されるなどの機能搭載で、学習に向いていますので、英語学習や授業・レポート・論文などの学生の課題にどのように応用できるかも紹介します!※本ページはプロモーションが含まれています 1. NotionのWebクリップとは(Save to Notionと比較) Webクリップとは さて、ウェブサイトを保存し、後で見やすくするのが「Webクリップ」 の真骨頂ですよね!先述しましたが、情報整理のプロとも言えるNotionも純正Webクリップをリリースしています。Google Chromeなどのデスクトップ版もあれば、iPhoneなどのスマホ版もあります。(詳しくは公式サイト参照ください。) 純正Web Clipperの欠点 ただし、純正にも懸念点があります。(実際に、私も最近まで多用してきました。)まず、1点目が…Webクリップ保存の際に「タグ」を加えたりできず、保存設定のカスタマイズが限定的である点です。また、2点目は…ウェブサイトを見ながら、同じ画面で瞬時にノートを取ったり、ハイライトをできないという点です。 Save to Notionをオススメ 一方で、「Save to Notion」というGoogle Chromeの拡張機能を利用すれば、この2点が可能になります!そして、これが学習に非常に役立ちます!とはいえ、Save to Notionに切り替えてからしばらく時間が経過しますが、完璧ではありません。例えば…Google Chromeでしか使えない点です。iPhoneやiPadからWebクリップ格納するときは純正のアプリを使わざるを得ないです。また、ハイライトとはいえ、色が自動的に付くわけではないという点もあります。(後述します。)このようにメリット・デメリットはありますが、総じて純正よりSave to Notionの方が優れているということで、本日の活用術はSave to Notionに絞ってお話します。次に移る前に、純正版のメリットとデメリットの整理をしましょう。 純正 Web Clipperが優れている点 ●iPhoneやiPadでも使える 純正 Web Clipperが劣っている点 ● 記事からノートやハイライトを加えることができない● プロパティーの保存設定がカスタマイズできない 2. NotionのWebクリップ"Save to Notion"の使い方(設定編) それでは、ダウンロードから保存フォーマット設定までを、まずは解説します!  ダウンロードとログイン まず、Google Chromeストアからダウンロード(無料)が完了したら、拡張機能のボタンより、ログインを行ってください。  保存フォーマットの設定 次に、「+ Add a Form」より、保存のフォーマットを設定開始です。 データベースの設定まずは、ワンクリックで保存できるように、紐付けるデーターベースの設定からです。初めに、「Workspace」より、保存先のワークスペースを選択します。(仕事とプライベートなどで複数の持ってる方のみが対象)また、「Add to」より、保存先のデータベースを指定します。スクショでは”Webクリップ”と題したデータベースを格納先としています。 保存内容の設定続きまして、保存する記事の内容の設定です。 「Template」より、ノート欄のテンプレートを選択できます。例えば、私のテンプレートであれば、「本文」欄の下に記事が出力されるように設定しております。(理由は後述) また、「Clip Page Content」のチェックボックスはクリックしておいてください。(※記事の内容が出力されるかどうかの選択肢ですが、出力されないと意味ないですよね。 ) フィールドの設定最後に、記事から出力してNotionに落とし込む内容(Fields)の設定です。 ここでは、上記で紐付けたデーターベースに含まれているプロパティー(スクショでいうと「記事名」や「URL」などの入力項目)が表示され、何を出力するか設定ができます。また、「icon」では、ウェブサイトのアイコンを出力する設定です。例えば、以下のようなアイコン(ファビコンと)が表示されます。 最後に、「content image」では記事内に含まれる画像を出力するか選べます。以下が、画像出力例になります。 さて、上記の設定はいかがでしたか?慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、一旦慣れてしまうとワンクリックで保存ができるようになりますので、時間をかける価値はあると思います!なお、実践編に移る前に1点コツですが、保存フォーマットは複数設定できます。なので、用途によって保存先を使い分けることをオススメします!(新たに「+ Add New Form」から保存フォーマットを設定するだけです。)例えば、学生が大学の授業関連の記事と英語学習関連の記事の保存先や、保存形式を分けたいとしましょう。授業関係の記事を読んでいる際には、「Webクリップ(授業)」をクリック。同様に、英語の記事を見ているときに「これは保存したい!」と思った場合は、「英語記事クリップ」をクリックするだけです。 3. NotionのWebクリップ"Save to Notion"の使い方(実践編) それでは、設定が完了したところで、実践に移りましょう!具体的には、記事の保存方法、ハイライトとノート追加方法、学習への応用の3点のご紹介です。 記事の保存 まず、記事の保存は至ってシンプルです。気に入った記事があれば、「Save to Notion」のアイコンをクリックし、保存先をクリックするだけです。 そうすることで、ほぼ瞬時にデータベースに落とし込まれます。例えば、以下の通りです。 そして、プロパティーも自由にカスタマイズできます。例えば、タグを加えてみましょう。 ハイライトとノート追加 続きまして、先述した通り、ハイライトとノートは純正の拡張機能にはない魅力です!例えば、英字新聞を読みながら英語学習をしていたとしましょう。そして、覚えたい英単語やフレーズがあれば、文章を選択して右クリックをして、”Add Highlight”を選択してください。そうすると、左側の記事ページでハイライトした箇所が、右側(Notion)に瞬時に反映されます! また、左側の記事ページの文字のない空白欄で右クリックをして、”Add Note”を押すと、自由にノートがその場で取れ、Notionで反映されます。例えば、「ノート!」と入力すると、右側に「📝NOTE: ノート!」と出力されます。 先述の通り、「本文」欄を事前にテンプレートに入れた理由は、後で追加されるハイライトやノートが、本文の上に追加されるようになるからです! 英語学習やレポート・論文作成に応用 最後に、学生へのオススメの学習への応用方法です。以前に、英単語学習や学生向けのNotion活用法の記事を紹介しました。それぞれの記事で紹介したテンプレートに、Webクリップ保存用のデータベースを追加しております! 英単語学習Notionテンプレ 学生向けNotionテンプレ つまり、既にテンプレートにある情報と記事の内容をリンクさせながら、学習の幅を広げることができます!例えば、記事を授業の課題のページに紐づけたり… または、英字新聞の記事ページから英単語のデータベースに落とし込んだり… Notionの一元管理能力を活かして、皆さんの学習を捗らせましょう! 最後に いかがでしたか?本日は、「Save to Notion」というNotionのWebクリップの使い方と学習への活用方法を解説しました! 学生の皆さんにはかなり使えるツールではないでしょうか? 今後も更にコンテンツを追加して充実させていきたいと思いますが、皆さんがその他実践されているNotion活用法や、記事の内容や無料テンプレートのリクエストがあれば、是非コメントやお問い合わせください。 このようなちょっとした工夫でも成長につながるということを信念に、みなさんの1日1%の成長(=当ブログでいう”成功”)をサポートしていきたいと思います。 そのためにも、英語講師やコーチングの経験をもとに、学習にまつわる生産性や効率性、また具体的なツールなどをテーマに定期的に情報配信していきます。 Happy Learning! ツール, 学習, 英語 Notionツール勉強大学生学生学習英単語英語 過去の投稿へ 就活が不安な学生向けのNotion無料テンプレート(軸や価値観) 次の投稿へ 【無料ツールを活用】TOEFL Speakingの勉強法(自習)