TOEFLのスピーキングセクションで、ネタがあまりなく、うまくアイディアが思いつかないと悩んでいませんか?
そのような皆さん向けに、本日はNotionというアプリを活用し、
TOEFLスピーキングのIndependent Taskのネタを管理する方法
をご紹介します!
英語講師として、学生や社会人の方にTOEFLやIELTSの指導をすることが多いですが、「日本人はスピーキングが苦手」というレッテルを、聞き飽きるぐらい耳にします。
根本的な英語力も関連していますが、Indepedent Tasksを苦手とする原因の1つは、「アイディアが思いつかない」ということですよね。
そのような方は、練習問題を解いて、そのままにしていませんか?
また、対策として、ネタ帳を管理していますか?
稀に即席でアイディアが思いつく人もいますが、大体の場合はネタ準備という「対策」が必要と考えます。
しかし、難しいアイディアである必要はなく、身近なものを如何に掘り起こし、試験対策としてそのネタを整理できるかが鍵となります!
それでは、本題に移っていきましょう!
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1. TOEFL対策のNotionのテンプレート
まず、TOEFLスピーキングのアイディアが思いつかない人向けのネタ集を管理するために、Notionというアプリを使っています。
既に作成した無料のテンプレートがございますので、以下のボタンからダウンロードしてください。
万が一、閲覧できないなどトラブルがあれば、いつでもお問い合わせください。
なお、その他英語学習関連のテンプレートを多々ご紹介しておりますので、是非チェックしてみてください!
2. TOEFLスピーキングのネタ帳(解説編)
それでは、「TOEFLスピーキングはアイディアが思いつかない…」という方向けに、本題のネタ帳の使い方をご紹介します。
 Notionテンプレートの概要
まずは、「TOEFL対策ダッシュボード」と題したテンプレートの概要から説明します。
現時点では、以下のように「ネタ集」と「Speaking」というセクションをテンプレートに含めてあります。
既に入力された内容は、後で詳しく解説しますが、このテンプレートは自由自在です。
例えば、モチベーションとなる引用を入れたり…
また、気になったYoutubeの動画ページを埋め込んだり…
もしくは、To-doリストを入れたり…
Notionがあれば、可能性は無限大です!
将来的には、ここにReading、Listening、Writingも加えていきながら、内容を充実させていきたいと考えています。
ただし、本日は本題であるTOEFLスピーキングに特化したデータベースの解説に移っていきましょう!
TOEFLスピーキングのネタのデータベース
まずは、肝心なネタ集ですが、「TOEFL ネタ集」と題したデータベースがテンプレート内にあります。
以下のように、エクセルのような表に「ネタ」「概要」「カテゴリー」という列があります。
例として、既にいくつかのネタを入力していますが、テンプレートでは、以下を入力項目としています。
「ネタ」
タイトル入力「概要」
ネタの簡単な要約「カテゴリー」
ネタの種類(タグは自由自在に追加可能)
そして、ページを開けると、以下が表示されます。
上記でお見せした内容と一部重複しますが、ここで初めて見る「スピーキングお題」という部分の詳細は、後述します。
ちなみに、下部はノート欄で、ネタの詳細を記入するようにしましょう。
TOEFLスピーキングのお題のデータベース
続きまして、Speakingの部分に格納されている「TOEFL スピーキング (Q1 Independent)」と題したデータベースの解説に移ります。
このデータベースでは、実際に取り組んだQ1のIndependent Task系のお題と回答を蓄積していきます。
上記の表でデフォルト表示している入力項目は以下の通りです。
「お題」
問題文「例」
前述した「ネタ」のデータベースがここに紐づいています「理由1」
自由項目欄で理由の1つ目を入力「理由2」
自由項目欄で理由の2つ目を入力
なお、既に含まれている例は、ETS公式サイトから引用したものです。
次に、ページを開けると、以下が表示されます。
まずは、タイトル(スピーキングのお題)を入力します。
ページ上部は、既に解説済みの入力内容が表示されます。
また、ページ下部は自由入力欄ですが、テンプレートでは以下が出力されるように設定しています。
🧠 ブレインストーミング
準備時間に書く部分📝 スクリプト
仕上げた原稿を書くタイマー
準備時間や話す時間を測る
まとめると、お題を練習しながらネタを蓄積していき、復習がしやすい仕様となっています。
こうすることで「ネタが思いつかない…」という状況の対策ができます!
3. TOEFLスピーキングのネタ帳(実践編)
それでは、実際に新しいお題やネタを入力してみましょう!
ステップ1:お題を入力
まずは、お題(= TOEFLスピーキングの問題文)を入力します。
ステップ2:ノート欄を出力
次に、下部の「スピーキング ノート テンプレート」をクリックし、ノート欄を出力します。
そして、時間管理のために、出力されたタイマーをご活用ください。
ちなみに、本番のように15秒でするか、それ以上時間を取るかは、皆さんのレベル次第です。
しかし、練習の段階でネタは思いつかない場合は、頑張ってアイディアが出るまで粘ることをお勧めします。
ステップ3:実際にスピーキングをトライ
続きまして、タイマーをセットし、トライします。
ステップ4:「例」のデータベースを更新
さて、本番通りのスピーキングの実践が終わったら、復習に突入です。
何よりも重要なのは、使ったネタをデータベースと紐付けることです。
●新たなネタが思いついて、データベースに追加する場合:
●既存のネタが応用できると思いついて、引用する場合:
ステップ5:理由1と2を入力
そして、思いついたネタに関連づけて、述べた理由を2つ記録します。
ステップ6:スクリプトを入力
最後に、仕上げとしてスクリプトを入力して、完了です!
1回目でスピーチが上手くいかなかった場合は、何度か読み直すことも必要でしょう!
このプロセスを続けることで、積み重ねでネタの幅が広がっていきます!
そして、いくつかお題をトライしていく中で、「前使ったこのネタは使えるな」という場面が出てくるようになります。
これで、本番で「思いつかない…」という状況が発生しないように、しっかり準備ができますね。
是非トライしてみてください!
最後に
いかがでしたか?
本日は、TOEFLのスピーキングのネタが思いつかないという方に、Notionを活用した対策法をお届けしました!
慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、何度か繰り返していくうちに、
「このネタは使いまわせるな」
「アイディアで詰まって話せない」
という状況は必ず出てきます!
皆さんがその他実践されているNotion活用法や、記事の内容やテンプレートのリクエストがあれば、是非コメントやお問い合わせください。
このようなちょっとした工夫でも成長につながるということを信念に、みなさんの1日1%の成長(=当ブログでいう”成功”)をサポートしていきたいと思います。
そのためにも、英語講師やコーチングの経験をもとに、学習にまつわる生産性や効率性、また具体的なツールなどをテーマに定期的に情報配信していきます。
Happy Learning!
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